エチオピアの「木製枕 兼 腰掛け」です。 就寝時に枕として用いるほかに、腰掛け用のスツールも兼ねています。 アフリカ東部に位置する、アフリカ最古の独立国であるエチオピア。 3000年を越える歴史と80を越える民族、方言まで含めると200近い言語あると言われます。 アフリカの中でも圧倒的に少数民族の多い国であり、実に多様な言語・習慣・宗教が展開されている多民族国家です。 東アフリカ地域で牧畜を生業とする民族の中の男性は、このように一本の木材から削り出した自分用の「木製枕 兼 腰掛け」を所有しています。 エチオピアの南部には約15の民族が混住しており、それぞれの民族は今でも伝統的な生活様式を守っています。 ハマル族(Hamar)とその支族にあたるバンナ族(Banna)は、ともにオモ川流域で牧畜を基本とした生活を送る民族です。 こういった牧畜民族は牧草を求め家畜とともに移動をします。 牧畜民族という移動性社会ゆえの必要が、このような携帯性の高い休息道具を生んだと考えられます。 エチオピア南部においても、ハマル族やバンナ族だけでなく、ニャンガタム族(Gnangatom)やボディ族(Bodi)やカラ族(Kara)など 多くの民族でも同様にこの「木製枕 兼 腰掛け」を男性がもつ文化を継承しています。 今でもカラ族(Kara)にはボルコトを謳った内容の歌踊が伝えられています。
木臼
0円 (税抜)
セレモニーボックス
250,000円 (税抜)
祭器
ブロル
※1組での価格です。
450,000円 (税抜)
祈りの木板
祈祷杖・頭部
180,000円 (税抜)
髪飾り
95,000円 (税抜)
土偶
65,000円 (税抜)
90,000円 (税抜)